墓参り
毎年恒例の、お墓参りの時期がやってきた。
私の家は大阪にあり両親も大阪に住んでいますが、何故か、お墓は京都にあります。
なんで京都やねん‼️
子供の頃から疑問と不満がありました。
(贅沢かもしれませんが片道2時間弱かかる為)
大人になって聞きましたが、なんでも父方のおばあちゃんが、もともとは東京の人で、京都が好きだったそうです。
おじいちゃんが、京都好きと言うのは聞いた事がありませんが、 歳の差があった 為なのか、おばあちゃんに甘い、祖父でした。
先におじいちゃんが亡くなった際、おばあちゃんの独断で、京都のお墓に決めたようです。
そこは、当時では新しい 屋内にロッカーのような 例がズラリと並んでいる お墓です。
うちの家は わー1 だったか わー2 だったかの列にあったはずです。
未だに覚えらません。 見た目も一緒なので、迷います。 毎回
今年は嫁様が8月14日が午前出勤だった為、3人娘を率いて、京阪電車の天満橋まで連れて行って、嫁様と私の両親と合流して、清水五条まで向かう事となりました。
14時に天満橋駅 集合と言う中途半端な時間の為、嫁様が出勤した後に、朝食の後片付けをし、子供達を着替えさせ、3女はオムツ交換をしてから、昼ごはんは、外食ですが、混雑時に行くと席の確保から苦労するので、10時過ぎには家を出て、11時頃には、天満橋についてマクドナルドに子供達を連れて行きました。
席確保の為、オーダーは長女に任せます。
と言っても、家であらかじめ、ハッピーセットの割引券2枚(次女と三女)はお決まりのコース
と長女の好きなセットと私の選んだセットの割引券を握らせてこれ下さい!!でわかるようにしています。
これでOKと思いきや、しばらくすると長女が走って席に来ました⁉️
何ごとと思い長女に目をやると飲み物 何?
イヤイヤ 私はいつもアイスコーヒーだし、次女と三女も、いつもオレンジジュース やん。
でも、店の人にお飲み物は?と改めて聞かれ、パニックったようです。
いつものヤツや ‼️と言いたいところですが、他のお客さんを待たせている手前焦らされたので、オレンジジュース二つとアイスコーヒーそれに君はコーラやろと教えてあげました。
長女はダッシュで戻り、しばらくすると4人分のハンバーガー達を両手で持ってきました。
でかしたぞ!! 小6にしてやっと役に立ったなぁ〜 と内心関心したのでありました。
初めてのお使いのパパのような心境でした。
食べ散らかす、子供達のテーブルを片付けてから店を出ました。
約束の時間までまだ2時間半もあるぞ〜とゾッとしながら、駅ビルの上層階にある、ニトリに行きました。
とりあえず、我が家には置けないソファーで遊ばせますが、店員さん対策で
靴は脱ぎなさい!! と連呼する私なのでした。
ソファーのあとはダイニングテーブル コーナーへこちらは、靴は脱がなくて良いが次女と三女が背もたれ の有る無しが未だ分かっておらず、椅子から落下(一人バックドロップ)しないか見張るのがシンドイのであった。
こちら(私が座った方)に背もたれがあると、トイ面の自分の椅子にもついていると思い込むようです。
ケッコーな頻度で左右と言うのだろか?非対称の椅子とテーブルのセットが多いのです。
我が家の椅子は全てに背もたれがついているので尚更かもしれません。
おつぎは、水屋(みずや)コーナーへ子供の頃からそう呼んでいたので、今でもついそう呼んでしまいます。が食器棚(キッチンボード)というのでしょうか。
子供達は扉を開けたり閉めたり、炊飯器やポットを置く所を引き出したり戻したりし遊びだします。
何だかんだで、家具遊びに飽きた子供達は、次の売り場を求めるのでした。
次は電気屋さんに行き、冷蔵庫の引き出しの開け閉めからスタートし、炊飯器のフタを何故か開けっ放しにして喜ぶのです。
売場にある全てのジャーの蓋を開けます。
その後についていって、全てのフタを元に戻してまわります。^^;
おもちゃ売場を発見すると、おのおの、自分の欲しい物を握りしめ、買ってくれとアピールタイムが始まります。
泣きじゃくる三女の手からアンパンマンのおもちゃを引き剥がし、電気屋さんを後にします。
まだ約束の時間まで、1時間弱ある〜
そこからは、本屋さんで過ごすパターンです。
かなりの坪数のある本屋さんには、子供用の絵本を座って読めるスペースがあり大人も一緒に座れるようになっています。
次女と三女は絵本をどこからか取ってきては、読み パズル遊びもできるので一緒に遊んで時間をつぶします。
さすがに長女は子供コーナーでは、面白くないらしく、
{ジャニーズの雑誌が置いているところにいる}と言って一人別行動します。
それでも時間を持て余し、今度は喉乾いた~お菓子たべた~い なんか買って~とせがんできます。
100均があったので、100均の2個セットで安くなる お菓を1セット選ばせようとした時 問題が・・・
今までは参戦していなかった三女が好きなお菓子をにぎりしめたのです。2セット買って貰えると残り3個選べることになる事に長女も次女も気づいたのです。
各自自分の欲しいお菓子は一つずつGETした上での攻防戦が勃発しました。
二人とも三女を引き込んでおこぼれを貰おうとお互いがこれ好きだたよね~とか言いながら三女に自分好みのお菓子を選ばそうとするでした。
長女に譲るよう促すとズルいと大人げない態度です。まあ子供ですから・・・
しかし最近は知恵がついて交換条件を提示してきます。
お菓子を譲る代わりにタピオカのジュースを買ってくれというのです。
友達の影響か最近タピオカにはまっているのです。
それならいいぞ と言ってしまってから、タピオカ単品のほうが、みんなのお菓子代より高い事に気づきました。
言ってしまったが最後、【地下にある売り場で売ってた】 とチャッカリ リサーチまでしていたのです。
仕方無く長女にはタピオカジュース 次女と三女には100均のジュースで手お打ちました。
次女と三女が飲み物のグレードの違いにまだ気づいていないのがせめてもの救いでした。
そうこうしている内に約束の時間となり、両親と合流しました。
嫁様も少し遅れてやってきて電車で京都へ向かいました。
清水五条駅を降りてから 2台のタクシーで別れてお寺まで行くことになりました。
長女が小さい頃は1台で行けていたのですが、人数が増えた為 これからは2台で行くしかありません。
両親と長女・次女を先に来たタクシーに乗せました。
タクシー乗り場で1台目はすぐに来たので、しかしお盆ど真ん中のせいでしょうか。
2台目がなかなか止まってくれません。
目の前を通るのですが、賃走 だったり 予約車 だったりでなかなかきませんでした。
雨もぽつぽつ降りだして、三女と嫁様と私は傘をさそうかどうしようと話していました。
その時 やっとタクシーが止まってくれました。
お寺さんの名前を告げるとタクシーの運転手さんはわかりました。と言って黙って連れて行ってくれるのですが、今回の運転手さんは、えっ どこですか?と聞き返してきたのです。
あれ? こんなの初めてやなぁ~と思っていたら、京都に来て3か月で初盆なんです~といううじゃあ~りませんか!!
じゃあ仕方ないね~と道案内をしながら向かうのですが、今まで安心して乗っていたせいか側道で行きますか本線ですかなどと急にきかれても一瞬考えてしまいます。
嫁様のほうが、道を覚えていて難なく到着できました。(意外とやるじゃん)
寺では住職さんの詰め所があって、お経をあげてもらいます。
長女はこのお経が苦手といいうか、笑いを我慢できなくて嫁様に後で叱られるので、いつも狭いロッカールーム見たいなものですが、通路側に逃げています。
なのに、お経はなんて言ってるのとか、質問をしてきます。(興味はあるのです)
私は詳しくはありませが、漢字で書かれたお経をそのまま音読みしているんだよ
と教えてあげました。 暗記していると思っていたらしい長女は私の言う事を聞きません。 よみがなが ふってあるし、最近 はひらがなで あの笑ってはいけない
なみ~だ~ぶ~ なみ~だ~ぶ~ と書いてあるんやと言っても信じません。
なら今年は近くでみてみろと、住職が読んでいるお経が見える位置にいるように言いました。
住職がいらっしゃって、本日~ご先祖様もどうたらこうたらとお約束の挨拶を線香に火をつけました。
いよいよ始まります。
なみ〜だ〜ぶ〜 なみ〜だ〜ぶ〜
長女は必死で笑いをこらえていました。
いきなりです。
私は、お経が書いてある本?何というんでしょう。 を見るよう目で合図しました。
ひらがなで書かれてある な〜み〜だ〜ぶ〜
しかも 〜マークまで書かれているを見て、あホンマや!!
明石家さんま師匠のようなリアクションでした。
きっと心の中で言っていたでしょう。
そんな二人のやり取りを見ていた。嫁様の顔が怖いこと怖いこと。
なんとか焼香をすませ。
住職さんのお説教をありがたく聴いて送りだしました。
嫁様に あんた 笑い🤣過ぎや!! と
すぐに怒られていました。
長女は私のアイコンタクトが笑いを誘ったと言い訳していました。
笑かそうとしたのは事実ですが・・・
そんなこんなで、今年も無事に墓参りを終えることが出来ました。
それにしても、いつまで京都に通うのだろう?
夜みんなで、食事をし、帰りの電車の中で気づいたのでした。(両親の家とは進行方向が逆の為聞きそびれてしまいました)
高齢の親と恒例の墓参り、いったいいつまで、行けるのかなぁ〜
分かっているけれど、いつまでも行けてるイメージしかない。
三人娘が成人しても今のメンバーで行ってるような気がします。
京都へのこだわりが、実は両親にあるのかもしれないので、今度聞いてみよ〜
そう思い続けて何年になるかなぁ〜
何故か顔を見ると世間話ししてしまう、私です。 肝心な事が聞けないのは何故だろう。
落ちが無くてすいません。
この後、家に帰るまでの話しは次回にさせていただきます。