一人BBQ参戦記(当日編)

朝何やらゴソゴソと物音で目覚めると、見知らぬ風景　アレ❓　　ここはどこ？　　私は誰とはなりませんでしたが、一瞬　俺何してるんだろうと？

思って目覚めました。

そうだ、元上司宅に泊めてもらったんや。

今日はBBQに行けるや‼️

と思い出しました。

奥さんがコーヒーを入れてくれて、昨日買ったランチパックもどき(本家はこっちと昨日教えてもらった)が、メーカーがすでに分からないパンを食べました。

これまた久しぶりに朝食を食べました。

普段は私一人が朝早く、出勤なので、嫁様と子供達を起こさないように　　そ〜と家を出ているので、朝は顔を洗って出かけます。

家族と朝ご飯を食べてるドラマのような生活なんて、夢のまた夢の我が家の事を思いました。

準備を整え、出発といてっも、西宮北口駅へ一人の仲間を迎えにいってから現地に向かいます。

西宮北口駅も様変わりしていて、昔の西宮球場の跡地がショピングモールになっています。

学生時代、バイトの帰り、阪急ブレーブスの試合を外野でみながらビールを飲んでた事を思い出しました。7回を過ぎると外野は無料で入場できたので、気が向いたら、ガラガラの外野席から野球観戦したものです。　今では考えられないことです。ブーマーのスイング音が聞こえた事をふと思いだしました。

待ち合わせのロータリーで、仲間の到着を待っていると、登山の格好をしたシニアの方々が、ゾクゾクやって来るではありませんか！！

どんどん増えて最終的にはマイクロバスが到着して、スーツ姿の人がボードにチェックをいれながら、点呼をとり出しました。

何かの集まりなのでしょうが、知り合いばかりでは無い、イベントのようでした、最近では、登山も商売になるんだな〜　　と思いました。

仲間と合流して、談笑する、シニアの男女を見て、あの人が、あの人を狙ってるで〜　ほらアメちゃんあげてる！！などと勝手な恋話をでっち上げ、盛り上がったりしました。

ワンゲル❓集団が出発した後、我々も出発しました。

甲子園浜で恒例のB BQが開催されました。

シーズン外れの為、空いていましたが、なにやら、赤いお揃いのポロシャツをきた、お兄さんやお姉さんが、かなり広い場所を陣取り、テーブルや椅子を並べています。

テントもはり火も起こしています。

公園の管理の人に聞くと、サッカーのクラブチームといっても子供のらしいですが、試合後の打ち上げで100人来るらしいといううのです‼️

他にも野球のチームも子供ずれで50人は来るそうです。

それらの、 B B Qの準備を請け負っている業者の人だったのです。

背中には手ぶらで B BQの文字がありました。

肉や飲み物も全てやってくれるようです。

100人近くで食事会となると、店を取るのも大変だし費用もかなりになります。

しかし、 B B Qの会場である甲子園浜公園の場所台は無料です。

これだけの大所帯だと、かえって安くつくのではと思いました。

今時はなんでも商売になるんやなあ〜と感心しました。

凡人の私には、このアイデアは無いなあ〜と思いました。

我々のチーム？は昔ながらの方法でテーブルを用意したり、テントを張ったり、火起こしから野菜のカットなど自前で全て行います。

こちらも慣れているので、楽しんでやってますが、いつもと変わらぬ、気の置けないメンバーと盛りあがりました。

火起こしの準備が、整った頃サッカーの集団がゾクゾクと到着しました。

試合後のためか、同じユニホームを着た子供達が、うれしそうに、肉をほうばり、スタッフに注文していました。

この子達は B BQとはこういう物だと思ってしまうのかなと思ってしまいました。

商売としては、良いのでしょうが、何か味気ない気がしました。

ペグの打ち方もロープの貼りかたも、火起こしの方法も知らない子供達が増えて行くのでしょうか。

イヤ、 B BQ専用ロボットが、一家に一台なんてなってたりしているかもしれません。

そういえば、手ぶらで B BQは今回が初めてべは、ありませんでした。長女が小学校低学年の頃、若者達が利用している場に遭遇した事がありました。

ビンゴゲームをしている彼らの一人が、景品あまっているからと、ビンゴゲームの紙を長女に渡してくれたのです。

その際、手ぶらで B B Qを利用している話を聞きました。スタッフの方もいました。

ビンゴの景品を子供に渡してくれた女の子に、なんの集まりか聞いて見たら、社会人1年目の同期で集まってると言うのです。配属が決まるとみんなバラバラになるから、集まってるんだと、デッカイ会社なやね〜と言うと公務員なんですと言われました。何の公務員かは、教えてもらえませんでした。今も気になってます・・・

娘が景品をもらったので、何かお礼をしないと、と言うと幹事らしき彼が現れ、この会にはリダーがいないので、この会の締めの挨拶をして欲しいとお願いされました。

酔っ払いの、オッサンがシメていいの〜　　と思いましたが、良く考えると、会社の忘年会などのシメは酔っ払った部長がしめてるし、他の会もそうだなどと考えていると、

幹事の彼が、無理やり、大声で、それでは、シメの挨拶お願いします！！

と、無茶振りをしてきました。

気がつくと、私は、彼らが作った、サークルの真ん中に立っていました。

えっ!!と思いましたが、いつの間にか、そのサークルの円の溶け込んでいる長女と目が合いました。

ここは、長女の手前、腹を括って、挨拶してやるかと、思い　挨拶をはじめました。

本日は晴天に恵まれ　　　〜〜〜　　　みなさんの新しい職場での活躍を〜〜　　　つまずいた時は今日の会を、そして仲間を思い出し頑張って下さい。

などと、もっともらしい　挨拶をしました。

最後は頼まれてもいないのに、勝手に一本締めで〜　それでは、みなさん　御手を拝借〜

よ〜お　　　パン‼️

ありがとうございました〜　　　　

と締めさせてもらいました。

すると、拍手喝采で、ありがとうざいました〜　　と彼等からお礼の言葉を頂きました。

お互いが気持ちよく、終われる会は素晴らしいなあ〜　と思いました。

今時の若者(公務員)も、捨てたもんじゃない　　と実感できました。

そんな事を思い出しながら、大人BBQを楽しみました。

来年の5月は家族みんなと参加したいなぁ～と思う私でした。

一人で参加できると、決まった時はウキウキしましたが、家族がいないと何故か寂しい

気持ちになるから不思議です。

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